今日は、朝から色んなことがあって何かと考えさせられた。と言ってもつまらないことだが。
まずは電車での話。「金色のガッシュ!」の続き、第21巻を読む。ファウードの内部に入るところだが、侵入を防ぐために待ち構えていたドクロの顔をした巨大な敵と相まみえる事になる。
名前は「ウンコティンティン」!いや、先日、キャンチョメに代表される登場キャラの語感の良さなど、「金色のガッシュ!」を第20巻まで読んだ感想を書いたところだが、こんな大砲級なのが後に控えていたとは…
というか、この「ウンコティンティン」という響き、聞いたことがあるというか、自ら口に出していたような気がする。おそらく、いつかどこかで見たか聞いていたのが、思わず口に出ていたのだろう。
そんな素晴らしい出会いがあったところ、途中から乗ってきて隣に座った若者が「しゃっくり」をしている。最初は特に気にしていなかったのだが、一度気になりだすともう気になってしょうがない。
そうこうするうち、自分にもうつるんじゃないかという不安が襲ってきた。いやなことに、吃音(どもり)がうつった者の話なども思い出してしまい(後で調べてみたら「小平事件」という酷い事件の犯人「小平義雄」のエピソードだった。)、余計に不安になる。
「真似しちゃいかん、真似しちゃいかん。」と思えば思うほど、真似しそうになる自分が怖い。もう少しで真似してしまいそうになるギリギリの時、その若者は着いた駅で降りて行った。すんでのところだった。
あとでさらに調べていくと、吃音もしゃっくりもうつりはしないという、よくよく考えれば当たり前の事がネットのあちこちに書いてあった。ただ、その調べている最中に「電車の中でのしゃっくりはマナー違反。電車を降りるべき。」
なんて話が話題になっており、もちろん「降りる必要はない。」という意見が大勢を占めていたが、降りてほしいという気持ちはなんとなく分かった。あと気になるのは、隣に座ったその若者のしゃっくりが一時的なものなのか、ずっと続いているものなのかという点。
そういえば、前にテレビで城田優が「もう15年来しゃっくりが止まらない。」と言っているのを見たのだが、一定数、しゃっくりが止まらずに長い間付き合って生きている人というのはいるようだ。
医学的には、しゃっくりは『良性』(48時間以内)、『持続性』(2日~1カ月)、『難治性』(1カ月以上)に区分され、先の城田優も『難治性』になるのだろうが、隣の彼もそうだったのだろうか。
また、難治性しゃっくりは、終末期のがん患者さんの約4%に起こるという報告もあるらしい。なお、難治性のしゃっくりには薬物による治療もあるようだが、全く効かないということもあるとか。ちなみにしゃっくりは漢字では「吃逆」と書き、「きつぎゃく」とも言うとか。
最後は電車を降りてからの話。歩いていると、見たことない高そうなスポーツカーにもたれかかりポーズを取る人と、それを撮る人。金持ちなんだろうな~と独り言ち(ひとりごち)ていると、ふと思った。
あの上に開けるドア、「ガルウイング」っていうんだったっけ?
そして調べてみると、私が見たのは上に開けるデロリアンタイプの「ガルウイング」ではなく、カウンタックのような前方にひねる感じの、左上に回して開けるやつで、これは「シザードア」というらしい。
シザードアというのは、両ドアを開いた時の姿が開いたハサミのようだからという理由らしい。いや、ハサミに見えないし、響きもかっこよくない。だから、まとめて「ガルウイング」と呼んでいたのかも。と思った。
朝から色々あって、今日は充実した一日だった。しょぼいけど。
