言うまでもなく元ネタは「恋人と別れる50の方法」(ポール・サイモン、いいです。未聴の方は是非聞いてみてください。)だが、禁ギャンブルといいながら実際は「節」ギャンブルとしてギャンブルを止めずに減らしている私だから、ギャンブルと別れるではなく、ギャンブルと付き合うにしてみた。
私はご存じのとおりギャンブル依存症であるが、同じ依存症として、ニコチン依存症=タバコというのがある。こちらも完全にやめるのではなく、本数を減らす節煙という方法があるが、これはどこを見ても「節煙では意味が無い。」「いっそすっぱり禁煙すべき。」「むしろ禁煙の方が楽。」などと、否定されている。
1本吸ってしまうと節煙では効かなくなり、結局は元と同じような本数を吸ってしまう。ということらしい。またニコチン・タールの少ないタバコに変える方法では、本数が増えてしまい、同じことになる。ということらしい。
ギャンブルも同じで、1レース100円とか、1日に1レースとかいう節ギャンブルをすると言っても、当たれば資金が増えて当然、次のレース!となってしまうだろうし、これが肝腎なのだが、外れたらそこで止められるか。それで更に買ってしまった場合、100円を守れるか。という問題にぶち当たる。
そこで、まず金額については、決まった現金だけをもって勝負する。これで防げる。ただし、スマホを持たないこと。これが条件。スマホを持っていると、(口座に残高があればという前提だが)ネットで馬券が買えてしまうし、後払いアプリからの競輪なんかで資金調達もできてしまう。
末期、私も良くやっていたのだが、バンドルカードなどのスマホアプリを使い、競輪(KDreamsやWINTICKET)のクレカ決済により車券を買い、当てた金を口座に振り替え、それで馬券を買う。というようなことをやっていた。スマホが無ければそういう金策もできない。
次は、レース数だが、例えばその日1,000円持って行き運よく2,000円になったとして、まだそれが日中だったら、そこでやめられるか。これが難しい、何といっても依存症だから。これを阻止するには、その日の最終レースだけを先に買って、その日はもう買えないようにする方法があるが、地方競馬、競艇、競輪はその後の時間もやっているから近くに馬券などを買える場所があるとダメ。(例えば、京競馬場→八幡のボートピア)
なので、私は嫁さんに頼んで一緒に行って止めてもらうというのを嫁さんには言ってあって、了承は得ているものの、一緒に来てもらうのも大変だし、時間をとらせてしまう。やはりレース数を制限するのは難しいかもしれない。
となると自分で頑張るしかないが、それができないから依存症になって借金までしているわけで、節ギャンブルをするにしても、やっぱり物理的に節ギャンブルとなる方法を考えなくてはいけない。
何か、良い方法ないですかね…
